こんにちは。
ソウです。
個人事業主として6年以上、一人で気楽に仕事をしながら生活しています。
今回は【ウォーレン·バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」】という本をレビューします。
まず読んだ感想として「特別目新しいことは書いてない。読めば確かに正道で大事だよね」みたいな感じです。
しかし、目新しくはなくとも、「世界一の投資王の言葉だからこそ響くなあ」といった印象。
まさに誰が言ってるか、という感じですね。言葉の重みといいますか。
以下、印象に残った言葉を紹介しつつ、自分の感想など交えてお伝えします。
良ければ一読ください。
印象に残った言葉その一
10歳のときにはすでに、オマハ図書館にある『金融』という言葉がタイトルに入っている本はすべて、2回ずつ読みました。
ウォーレン·バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」193ページより引用
「投資家として大成功するためには、何をするべきですか？」という質問にはこう答えています。
「手当たりしだい、読むことです」（『バフェットの株主総会』）
ウォーレン·バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」193ページより引用
大成功するには才能も必要かもしれない。
しかし、バフェットさんのこれだけの成功の裏には、とてつもない量の勉強時間があるわけですね。
もちろん、好きだからこそ、金融関係の本も延々と読んでられるのかもしれません。(好きこそものの上手なれみたいな)
オマハの賢人と言われ、90歳を超えても、なお現役であり続ける、勉強し続けるのこの生き方。
もはやこの生き方が大刺激になります。
これだけの成功者が尋常じゃないくらいの本を読んでいる。
そりゃあ自分のような凡人が普通に仕事してても、大成功できるわけがないと、バフェットさんの言葉を読んで強く感じました。
「成功するには手当たり次第読む」、めちゃくちゃシンプルな回答ですが、私を含めほとんどの人はできてないですし、本すら全然読まなかったりします。
もちろん、勉強したから絶対成功できるわけでもないと思います。
でも、そもそも勉強しなければ、スタート地点にも立てない、というわけですね。
繰り返しになりますが、バフェットさんの言葉を読んで、「富を得たかったら、勉強あるのみ！本をてあたり次第読み、行動に移す」という大刺激をもらいました。
勉強あるのみ。富たかったら、学び学び学び、ですな。
印象に残った言葉その二
「名声を打ち立てるには一生かかるが、台無しにするには5分とかからない」
ウォーレン·バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」211ページより引用
信用を高めるには時間がかかりますが、信用をなくすのは一瞬です。
信用をなくさないためには、嘘をつかず、正直、誠実さが大事。
「そんなことわかっとるわ！」と言われそうですね。
ただ、例えば仕事で何かミスをすると、つい誤魔化そうとする、隠そうとする、など考えてしまうもの。
私もこれまで何度誤魔化そうと思ったことか（反省）。
ミスを報告するのってやはり気がひけますよね。
「怒られたくないないなあ」
「小言を言われたくないなあ」
など、つい考えてしまう。
ただ実際に嘘をついてしまうと、後でバレたときには、信用ガタン。（大体すぐバレるんですけどね）
ミスは潔くすぐに報告。
嘘もつかず、誠実に。
バフェットさんも、自分のポリシーとするくらい、嘘をつかず、正直さ、誠実さを守り通してきていると。
関連会社の不正が発覚したときも、隠すことなく正直に打ち明け、逆に信用を高めたというエピソードもあり。
真っ正直で有り続けたいと感じさせられる、バフェットさんの言葉でした。
印象に残った言葉その三
「二番手になって真似をするという人生は簡単だが、一番手が間違った音を吹いたらそれはだいなしになる」
ウォーレン·バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」68ページより引用
「あの人がこう言っていたから」
「皆がこうしてるから」
という考えに対しての警句ですね。
私もつい「あのすごい人がこう言ってたから」となってしまうときがあります。
たしかに楽なんですよね。自分で考える、調べる手間もないですし。か
「この人が言うんだから間違いないだろ」と。
ただそれではアカン、というバフェットさんからの言葉です。（心に響きます）
もちろん上手く言ってる人の真似をすることも大事だとは思います。
よくビジネスの世界でも「上手くいってる人の真似をしろ」とありますし。
最初は何もわからないですから、お手本にするのはありかと。
た
ただ、そのまま二番煎じで依存するのはリスクが高い。
それこそ、一番手がこけたら、「どうしよう」となってしまいます。
それにただの劣化コピーになってしまう可能性も。
「自分の頭で考えろ、調べろ」ということで、印象に残りました。
最後に
冒頭でも書きましたが、特段目新しい内容ではなく、バフェットさんの正道的な考えを学べる本ですね。
「本当に幸せな成功を掴みたければ、正道で生きなさいよ」というバフェットさんからのアドバイスをもらうような感じでした。（人によってまた感じ方は違うと思いますけど）
「真っ正直に当たり前のことを地道に積み重ねる」、当たり前のようで意外とできないですが、心得ていきたいと思いました。
